レーザー治療

レーザー治療 病気の状態によっては、進行の予防や状態の改善を目的としてレーザーを用いた治療をする場合があります。

適切な時期にこの治療を受けたかどうかが、その後の見え方を左右することも少なくありません。


糖尿病網膜症に対するレーザー治療

糖尿病の三大合併症のひとつで、日本で現在、失明原因の第1位となっているのが糖尿病網膜症です。状態が悪化しても見え方の変化がないために、眼科受診が遠のいてしまうことが多くの原因となっています。
明らかに急激な視力低下が予測される状態まで進行していれば、見え方に問題がなくても、さらなる進行を予防するためにレーザー治療をお勧めすることがあります。

網膜裂孔、網膜円孔に対するレーザー治療

ともに網膜剥離の初期段階です。病変が小さいうちにレーザー治療をして進行を防ぎます。
放置して大きな網膜剥離に進行してしまうと長期入院と後遺症を伴う硝子体手術が必要となるため、これらの病気は発見後すぐのレーザー治療をお勧めしています。


緑内障に対するレーザー治療

眼圧(目の中の圧力)などの影響により、気づかないうちに視野が狭まってくる病気が緑内障です。
この中でも危険な状態として、急性緑内障発作があります。突発的に高度な視力低下に陥るものです。
それを防ぐ方法として事前のレーザー治療があります。茶目の部分にレーザーで小さな穴をあけるこの治療は、発作やその影響の予防につながります。


後発白内障に対するレーザー治療

稀に白内障手術の後に眼の中に薄い濁りが発生し、視力低下をきたすことがあります。これを後発白内障といいます。
数秒間のレーザーによりその濁りを取り除くことで、また明るい視界を取り戻すことができます。